日本酒の味わい方の基本マナー
ワインを飲む時は、グラスを回して香りと共に味わいますが、日本酒においてはどうでしょう。
日本酒の基本の味わい方があるなら、マナーの一つとして覚えておきたいですよね。
今回は、日本酒の味わい方の基本について一緒に見ていきましょう。
▼日本酒の味わい方の基本
日本酒を味わう際のマナーの一つとして覚えておきたいのは、酒器別の飲み方です。
日本酒の酒器の定番と言えば、お猪口・ぐい呑み・升などがあり、それぞれ味わい方の基本があるのです。
■お猪口(とっくり)
日本酒をとっくりとお猪口で味わう際は、注ぎ方のマナーがあります。
右手でとっくりの胴体部分を持って注ぎ口の近くに左手を添え、お猪口に触れないように注ぎましょう。
(※お酒を注ぐ量は、お猪口の八分目が目安となります。)
また、ご自身のお猪口にお酒を注いでもらう時は、必ず両手でお猪口を持ち上げてくださいね。
■ぐい飲み
ぐい飲みとは、日本酒を味わう為の酒器の一つ。
お猪口と形が似ているので混同しやすいのですが、以下の2つの点が異なります。
・ぐい飲みはお猪口よりもサイズが大きい
・基本的にとっくりは使用せず、瓶から直接器に日本酒を注ぐ
ぐい飲みは、お猪口より一回り器が大きいのでハイペースで飲み過ぎないよう注意が必要ですよ。
■升(盛りこぼし)
お店で日本酒を注文した際などに「盛りこぼし」で日本酒が出されることがあります。
盛りこぼしとは、升をお皿に乗せるなどして、あえて溢れるまで注ぐ方法です。
升を使った盛りこぼしで日本酒を味わう時は、升の平たい部分に口をつけ、すするように飲むのが基本です。
お酒をすすった後は、親指以外の4本の指を升の下側に入れ、親指を縁に添えるようにして持ち上げて飲みましょう。
▼まとめ
日本酒の定番の酒器には、お猪口・ぐい呑み・升があります。
それぞれの器ごとに味わい方の基本があるので、マナーの一つとして把握しておくと良いでしょう。
当店では、全国各地から取り寄せた日本酒をご用意しておりますので、飲み比べをお楽しみいただけます。
日本酒好きの方はぜひ一度ご来店ください。