初心者でも飲みやすい日本酒の見分け方
日本酒の味わいは種類によって異なります。
その為、日本酒初心者は、好みの日本酒を選ぶところから少しハードルが高いかもしれません。
そこで今回は、初心者でも飲みやすい日本酒の見分け方をご紹介いたします。
▼日本酒初心者にはどんな日本酒が飲みやすいの?
日本酒初心者には、キリッとした辛口よりも、香りが良くほのかに甘い日本酒が飲みやすいでしょう。
▼飲みやすい日本酒の見分け方
多くの日本酒のラベルには「アルコール度数」「日本酒度」「酸度」が記載されています。
その数値を参考にすると、飲みやすい日本酒を簡単に見分けることができるでしょう。
■アルコール度数
多くの日本酒はアルコール度数が15度前後ですが、中には20度近い銘柄もあります。
普段あまり日本酒を飲まない方は、アルコール度数がなるべく低いものの方が飲みやすいでしょう。
最近では、アルコール度数が10度未満の日本酒も販売されていて若者や女性に人気となっていますよ。
■日本酒度
日本酒度とは、日本酒に含まれる糖分の量を数値化したもの。
糖分が少なければプラスになり、多ければマイナスになります。
日本酒を初めて飲む人は、辛口よりもほんのり甘いものから試してみるのがおすすめです。
-1.5~-3.4は「やや甘口」、-3.5~-5.9は「甘口」、-6以上なら「大甘口」となるので参考にしてみてくださいね。
■酸度
酸度とは、日本酒に含まれる酸の量を数値化したもの。
酸度の数値が高いと苦みや刺激を感じやすくなり、低いと甘くて淡麗に感じやすくなります。
酸度1.4?1.6以上なら濃厚辛口寄りとなる為、日本酒初心者は1.4以下のものを選ぶと良いでしょう。
▼まとめ
日本酒初心者が飲みやすい日本酒の特徴は、アルコール度数が低く、日本酒度がマイナスで甘口のものです。
また、酸度が1.4以下なら滑らかでみずみずしい甘さが感じやすくなりますよ。
中にはワインのようなフルーティーな味わいのものもあるので、ぜひ自分好みの日本酒を見つけてみてくださいね。