日本酒の種類について
一口に日本酒と言っても、本醸造酒・大吟醸・特別純米酒など細かく種類が分けられます。
その為「種類によって何が違うの?」と疑問に思う方も多いはずです。
今回は、日本酒の種類ごとの特徴についてお話しいたします。
▼日本酒の分類
日本酒には「特定名称酒」と「普通酒(一般酒)」があります。
■特定名称酒
原料やお米の精米歩合などの条件を満たしたお酒のこと。
■普通酒
原料やお米の精米歩合に決まりがなく「特定名称酒」に分類されないお酒のこと。
スーパーなどで紙パックに入って売られているリーズナブルな価格帯の日本酒がこれに該当します。
▼特定名称酒の種類
特定名称酒は大きく分けると「本醸造酒」「吟醸酒」「純米酒」の3種です。
さらに原料や製造方法などの違いによって、細かく8種類に分類されます。
■本醸造酒(原料:水・米・米麹・醸造アルコール/精米歩合:70%以下)
本醸造酒に該当するお酒は以下の2つです。
・本醸造酒…(特徴:クセが少なく飲みやすい)
・特別本醸造酒…(特徴:本醸造酒よりも雑味がなくすっきりとしている)
■吟醸酒(原料:水・米・米麹・醸造アルコール/精米歩合:60%以下)
吟醸酒に該当するお酒は以下の2つです。
・吟醸酒…(特徴:香りが良くのどごしがやわらかい)
・大吟醸酒…(特徴:フルーティーで吟醸酒よりも雑味が少ない)
■純米酒(原料:水・米・米麹/精米歩合:60%以下)
純米酒に該当するお酒は以下の4つです。
ただし、純米吟醸酒と純米大吟醸酒は、純米酒と吟醸酒それぞれの特徴を併せ持っています。
・純米吟醸酒…(特徴:華やかな香りと芳醇な味わいのバランスが良い)
・純米大吟醸酒…(特徴:雑味がなく華やかな吟醸香を楽しめる)
・純米酒…(特徴:お米本来の旨味やコクが強く、常温~燗酒に合う種類が多い)
・特別純米酒…(特徴:香味や色沢が特に良好)
▼まとめ
日本酒には、「特定名称酒」と「普通酒(一般酒)」があり、特定名称酒は細かく8種類に分けられます。
日本酒は原料や精米歩合、製造方法によって香りや味わいが変わってくるので非常に奥が深いお酒なのです。
「さまざまな種類の日本酒を楽しみたい」という方は、池袋にある「pon屋」へぜひ一度ご来店ください。