日本酒と魚料理の相性が良い理由
2022/10/15
コラム
日本酒に合う料理と言えば「魚料理」は外せませんよね。
しかし、なぜ日本酒と魚料理は相性が良いとされ、多くの人に好まれているのでしょうか。
この記事では、日本酒と魚料理が良く合う理由についてご紹介いたします。
▼なぜ日本酒と魚料理は相性が良いのか
日本酒には、魚特有の生臭さをマスキングし魚の旨みをUPさせる効果があります。
その為、魚料理との相性が非常に良いのです。
■マスキング効果
魚の生臭さの原因の一種は「トリメチルアミン」と呼ばれる物質です。
日本酒に含まれるアルコールは、蒸発する時にこの臭い成分も同時に揮発させる効果があります。
■旨みUP効果
魚の美味しさは概ね「グルタミン酸」と「イノシン酸」で構成されています。
日本酒に含まれるアミノ酸には、これらの旨み成分を引き立てる効果があるのです。
▼赤身と白身に合う日本酒
赤身魚か白身魚かで、相性の良い日本酒は変わってきます。
■赤身魚(マグロ・カツオ・サバ・アジなど)
高タンパクで高脂肪な赤身魚には、酸のしっかりした辛口系の日本酒が良く合います。
■白身魚(タイ・ヒラメ・タラ・フグなど)
身が硬く締まっていて淡泊な白身魚には、香り高く柔らかな甘口系の日本酒が良く合います。
▼まとめ
日本酒と魚料理の相性が良い理由は、日本酒が魚の生臭さをなくす効果があるから。
その上日本酒に含まれるアミノ酸には、魚の旨み成分を引き立てる効果があるので美味しく感じるのです。
pon屋では、種類豊富な日本酒をご用意しております。
さらに夜は、市場で仕入れた鮮魚和食もご用意しておりますので、ぜひ日本酒と共にお楽しみください。