日本酒における「キレ」とは?

2022/08/15 コラム

美味しい日本酒は「キレがある」「キレがいい」なんて表現されることが多いですよね。
一体、この「キレ」とはどのような意味なのでしょうか。
この記事では、日本酒の「キレ」について解説いたします。

▼日本酒の「キレ」とは?
日本酒の味わいを褒める表現である「キレ」とは、後味がすっきりと消えていく様子を表します。
その為、口に含んだ後の余韻が短ければ短い程「キレがいい」と表現されることが多いです。

■辛口だからキレがいいとは言い切れない
辛口の日本酒は「キレがいい」というイメージを持っている方が多くいらっしゃいます。
しかし、辛口でも「押し味」のある日本酒は多く、その逆に甘口でもキレのいい日本酒はたくさんあります。
(※押し味とは、後味がしっかりと残るという意味です。)
つまり、辛口だからキレがいいとは限らないのです。

■酸度とキレの関係
日本で販売されている一部の日本酒のラベルには「酸度」の数値が記載されているものがあります。
酸度は日本酒に含まれるコハク酸・クエン酸・乳酸などの酸の量を表す指標です。
酸には日本酒にキレを与える効果がある為、数値が高い方がキレのいいお酒である可能性が高いでしょう。

▼まとめ
日本酒の「キレ」とは、後味がすっきりと消えていく様子を表しています。
辛口に限らず、甘口でもキレのいい日本酒はあるので、好みに合わせて選んでみてくださいね。
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